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片足立ち、出来ますか?

体の体幹の強さや筋肉量、転倒防止に欠かせないバランス能力を測るテストに「片足立ち」があります。目を開けて、もしくは目を閉じて、何秒くらい片足立ちが出来るかチェックするものですね。立っていられる平均時間は年代が上がるごとに短くなり、年と共に筋力や体幹が衰えていくことが分かります。ちなみに、開眼片足立ちですと、20代で70秒、30代で55秒、40代で40秒、50代で30秒、60代で20秒が平均値。これを下回る場合は、体幹や筋力の低下、もしくは平衡感覚に何らかの異常が疑われるでしょう。筋力やバランス能力が低下すると、転倒のしやすさにつながります。高齢者の場合、転倒し寝たきりや運動障害のきっかけになる事もあります。そもそも、老化による体の衰えは、持久力よりも先に、足腰の筋肉や体幹に出ると言われています。ウォーキングの距離や速度はそれほど衰えていなくても、この片足立ちや椅子から立ち上がる際など、筋力を必要とする場面から衰えて来ます。そして、それは50代から始まります。ですから、なるべく早い段階から、筋力やバランス能力を維持するための運動を始めるのがいいでしょう。そのためにオススメなのが、実はテストでも使ったこの「片足立ち」。片足立ちは運動としても大変優れています。左右の足で1分ずつの片足立ちを1日で3セット行うと、理論上50分ウォーキングしたのと同じ運動負荷を大腿にかけることが出来ます。体幹も鍛えられ、血流も改善し、脳の活性化にもつながります。1分間自分でバランスが維持出来ないうちは、椅子や机につかまりながらやっても構いません。天候にも影響されず、狭いスペースでも出来ますから、是非日常に取り入れてみて下さい。
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