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救急の日

9月9日は救急医療について国民の理解を深めることを目的とした記念日です。
昨年は全国の救急出動回数が、663万9751件でした。これは約5秒に1回の割合で救急隊が出動している計算で、毎年過去最高を更新するほどの増加傾向にあります。まず患者の年齢層で見ると、搬送患者の約6割を高齢者(65歳以上)が占めています。日本は高齢化社会ですし、高齢であるほど体調が悪化しやすいのは確かです。しかし日本全体の高齢者割合が約28%であることを思うと、やはり高齢者が特に多く救急搬送されています。
更に症状の内訳を見ると、軽症が約5割、中等症が約4割を占め、確実に入院が必要な重症は全体の1割以下。いかに軽症から中等症の搬送要請が多いかが分かりますね。こうした現状は救急現場のキャパオーバーを招いており、実際に病院に到着するまでの時間も年々遅くなっています。そうした課題を受けて救急車の有料化も議論されていますが、まずは「無駄に救急車を呼ばない事」を意識するしかありません。症状の重篤度が分からない時は「♯7119」に電話をしてください。専門家から症状等のアドバイスがもらえるので、こうしたサービスを利用してはいかがでしょうか。
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