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お茶でクールダウン

よく「旬の食べ物は美味しい」と言いますが、ただ単に美味しいだけでなく、季節にあった栄養素や効能を持つものが多いです。例えばキュウリやトマトなどの夏野菜は、体を冷やすのでクールダウン目的でも食べられています。これと同じようなことが、実はお茶にも言えるんです。そこで今回は、夏にお茶で上手に体をクールダウンさせるための豆知識をご紹介します。
私達が日頃よく飲むお茶系飲料には、緑茶・麦茶・紅茶・ほうじ茶などがあります。この中で体を冷やすのは緑茶と麦茶。緑茶は不発酵茶(発酵していないお茶)である上に、カフェインの利尿作用が排尿による体温放出を促します。麦茶は原料の大麦が体を冷やすため。ちなみに、夏には麦茶を飲む機会が増えますが、これがとても理に適っているのをご存知でしたか? 麦茶にはカリウムとミネラルが多く含まれ、カリウムは利尿作用、ミネラルは汗で失われたミネラル分の補給になります。カフェインが含まれないため、子供でも飲めるのもいいですね。ちなみに、逆に体を温めるのは発酵や焙煎をしたお茶。つまり、紅茶やほうじ茶などになります。季節やご自分の体調に合わせて、これらのお茶を飲み分けるのもいいかもしれません。
梅雨明けしたら本格的に気温が上がり、お出かけしたい気分も高まります。しかし、新型コロナに対する対策は今後も続ける必要があり、去年の夏同様に過ごせるわけではありません。なにより、真夏の暑い中、マスクをつけて生活するのはかなり苦痛です。ただでさえ熱中症になりやすい時期に、マスク内で温まった空気を吸い込むので、より注意が必要。外出を控える傾向が続いたため、体も暑さにうまく順応できません。今年の夏は、とにかくこれまで以上に熱中症に気を配り、対策を欠かさない様にしてください。あまり出かけないライフスタイルになった方も、自宅で軽い運動をしたり湯船につかるなどして、汗をかきやすい体を作ることも大切です。
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