ブログ

睡眠不足と物忘れ

一定の年齢になると物忘れが多くなり、「もしかして認知症?」と疑うケースがあるかもしれません。
確かに急激に物忘れが酷くなる場合、認知症の前兆であるケース多いですが、実はもう一つ、病気以外で考えられる原因があります。それが睡眠不足。

実は睡眠不足が記憶力に与える影響はとても大きいのです。
記憶を司るのは腦の海馬という部分。新しい記憶は海馬に貯蔵され、整理されてから大脳皮質に保管されて定着します。
睡眠時間が短くなると海馬が小さくなることが分かっており、記憶力や記憶を整理する力が低下。そのために記憶力が落ちて物忘れにもつながるのです。

テストなども、夜更かしして勉強するよりもしっかり睡眠をとる方が成果は出やすいと言えるでしょう。また、睡眠不足は別の意味でもデメリットがあります。アルツハイマー型認知症の原因物質はアミロイドβ。アミロイドβは睡眠中に脳から排出され肝臓によって無毒化されますが、睡眠が足りないと脳からの排出量が減ってしまいます。

そのため、睡眠不足はより多くのアミロイドβを脳に蓄積させることになるので、認知症発症を早めてしまうリスクにつながります。
どうか十分な睡眠を心がけてください。


悩みを解決したお客様の声
院長紹介
料金体制
当院について
アクセス

過去の記事

全て見る

完全予約制 ご予約はこちら