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頸椎ヘルニアと肩こり

多くの方が悩む肩こり。
姿勢の悪化や運動不足などが主な原因ですが、中には頸椎が原因の場合があります。
加齢で脊椎の骨と骨の間の軟骨(椎間板)が劣化して、骨同士が当たったり骨が棘のようになって神経に当たったりする椎間板ヘルニア。

中高年を中心に30代以降に起こりやすい症状ですが、それが頸椎に出ると頸椎ヘルニアになります。ヘルニアと聞くと腰をイメージするかもしれませんが、首にも背中にも腰にも起こる可能性があるもの。

頸椎なら「頸椎ヘルニア」となり、症状として酷い首の痛みや肩や肩甲骨周辺のこりを発生させます。酷くなると手足のしびれや腕の痛みまで出てくるので、その時点で普通の肩こりとは違うと気付けますが、しびれが出ないと原因不明の酷い肩こりと誤解されることがあります。

ではそもそもなぜ頸椎ヘルニアで、頸椎である首の痛みだけでなく肩こりという症状が出るのでしょうか。椎間板が劣化して脊椎の骨同士がつぶれるなど変形すると、そこに神経が触れてしまいます。神経への刺激が痛みとして出るのと同時に、筋肉の過緊張を引き起こすためそれが酷い肩こりや肩甲骨のこりにつながるのです。

痛みそのものも、刺激された神経の影響範囲に出るので必ずしも首が痛むとは限りません。首、肩、背中、脇、腕など頸椎から離れた場所にも痛みが出ることは多いでしょう。基本的に多くの場合、頸椎ヘルニアは安静にしておけば数か月で症状は緩和します。

重い物を持たない、うつ伏せで寝ない、首に悪い姿勢を避ける、無理なマッサージをしない・・・を心がけることが大切です。また過緊張の筋肉をほぐすために血行を改善させることも大切。痛みが強い場合はブロック注射なども有効です。
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