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脂質異常症

健康診断で「コレステロールが高い」と指摘されたことがある方も多いはず。
しかし、痛みなどの症状がないので、ついそのままにしていませんか?

*脂質異常症とは?
脂質異常症とは、体内の脂分(コレステロール)が高い状態を指します。
医学的に問題となりやすいのは、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪の増加です。
これらが高い状態が続くと、水道管にゴミが溜まるように、血管の流れが悪くなって動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となることがあります。

*脂質異常の原因は?
脂質異常の大半は、食べ過ぎ・肥満・運動不足・飲酒・喫煙など生活習慣が原因です。
肥満でなくても、食事内容によっては脂質が高くなり、女性では閉経後に高くなりやすいです。頻度は少ないですが、遺伝的な要因による家族性高脂血症という病気もあります。
若い頃からコレステロールが高い、親兄弟などの親族に若くして心筋梗塞・脳梗塞を発症している人が多い場合は注意が必要です。

*脂質異常症の診断、治療は?
LDL140㎎/dl以上、中性脂肪150㎎/dl以上、nonHDLコレステロール170㎎/dl以上で脂質異常症と診断されます。治療では、生活習慣の改善が重要です。
・禁煙する
・食べ過ぎ・飲み過ぎを避け、適正体重を維持する
・中等度以上の有酸素運動(軽く息が上がるくらいのウォーキングなど)を毎日30分以上行う
他の疾患と合併がある場合や、喫煙などの動脈硬化リスクが高い場合、生活習慣を改善しても高値が持続する場合には、薬の使用が検討されます。
症状がなくても、健診などで指摘があった場合には、医療機関の受診を検討してみて下さい。日頃から食生活や運動習慣などにも気を付けておきましょう。
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