お腹のストレッチ

梅雨に入れば、次にやってくるのは夏。
毎年、夏を前にダイエットにいそしむ人はたくさんいらっしゃいます。そこで、今回はお腹をスッキリさせるストレッチをご紹介しましょう。

お腹をスッキリさせたい時、肝になるのは体幹です。
お腹はいくつかの筋肉が重なり合っていますが、その一番内側にあるのが「腹横筋」。
腹横筋がいわゆる体幹の筋肉であり、腹巻き状の形をしていて腰回りを支え姿勢を維持する働きをしています。そして一番大切なことは、この腹横筋がお腹を引っ込める働きをしてくれる筋肉なのです。

一般的に腹筋の筋トレというと、一番表面にある腹直筋を鍛える方が多いでしょう。
腹直筋も腹横筋も同時に鍛えるならいいですが、もし腹直筋だけ鍛えているならお腹はなかなか引っ込みません。お腹をへこませたければ、とにかく腹横筋なのです。

腹横筋に効くトレーニングはいくつもありますが、とにかくまずは「プランク」をしておけば間違いないでしょう。定番中の定番ですが、プランクはお腹まわりの筋肉をまとめて鍛えられるトレーニング。

肘とつま先で体を支え、体はとにかく一直線にすることを意識します。初心者は30秒からスタートして、徐々に時間を伸ばしていきましょう。
そしてもう一つが「ドローイン」で、呼吸を利用したトレーニングです。直立したまま、もしくは仰向けで膝を90度に曲げて、大きく息を吸ってお腹を膨らませます。

次にゆっくり息を吐きながら、お腹を限界までへこませてそのままキープ。最初は5秒程度のキープからどんどん伸ばして、お腹をへこませたまま通常の呼吸ができるようになると上級者です。
立ったままでも出来るので、仕事の合間などにもやれるのでオススメですよ。