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ふくらはぎで血行改善

疲労回復や冷え症・肩こりなどの予防のためにも「血行促進」は重要です。
血行促進には食生活の他にも運動や入浴など色々な方法がありますが、体の中で全身の血行に与える影響がとても大きい部位が「ふくらはぎ」。
人間は足先まで届けられた血液を重力に逆らって心臓まで戻さなければなりません。その際、ふくらはぎがポンプの働きをして静脈の流れを促進するのですが、ふくらはぎの筋肉の動きが鈍くなるとポンプ機能が低下して、血液を心臓に戻す力が弱くなり、結果的に全身の血流が悪化します。だからこそ、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれるんですね。つまり、ふくらはぎの筋肉を動かす事とほぐす事はとても大切! 特に長時間座っている人は要注意です。
ふくらはぎの筋肉を動かす簡単ストレッチは、座った状態でつま先を床につけたままかかとを上げて降ろすだけ。同じように今度はかかとを床につけてつま先だけ上げて降ろします。どちらもゆっくり20回を目安に、気になる時に何度でもやってください。これならデスクワークの途中でも出来ますし、立ち仕事の時でも同様に行えます。次にふくらはぎの筋肉をほぐす簡単マッサージです。仰向きに寝て両ひざを立て、片方のひざにもう片方の足のふくらはぎを乗せます。乗せたふくらはぎをひざに押しつけながら揺するように動かしてマッサージして下さい。強さは痛気持ちいいくらいが目安です。乗せる足を移動させながら、足首近くからひざ裏の近くまで、ふくらはぎの内側や外側もほぐしていきましょう。乗せた足の重さを利用しているので、寝ながら簡単に出来ます。椅子に座ったままでも出来ます。着圧ソックスなどを上手に使いながら、ふくらはぎの血行を意識してみて下さい。

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