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加湿と換気

冬はインフルエンザを代表とする感染症が増えやすい季節。特に今シーズンはコロナへの対策が欠かせません。冬の感染拡大の主な原因は、乾燥と換気不足です。ただでさえ空気中の湿度が低いのに、暖房によって室内の湿度は更に低下。その上、寒さで換気の頻度も下がるため、空気が汚れがちです。そもそも、なぜ湿度が下がると感染リスクが上がるのでしょう。
飛沫感染のもとになる飛沫は、温度が低いとすぐに乾燥してサイズが小さくなり、床に落ちずに空気中を浮遊する量が増えていきます。そうなると、他の人の口や鼻に到達する量が増えるため、感染リスクが高まるわけです。具体的には、湿度30%と60~90%の場合と比較すると、1.8m離れた人の飛沫の到達率は2倍以上の差があることが分かっています。ですから、今年の冬は特に室内の加湿を心がけましょう。
理想は湿度60%、最低でも40%以上は維持できるとベターです。そして、必ず換気も行うこと。1時間ごとに10分程度、それが難しい場合は30分に5分程度でも構いません。空気の通り道が必要なので、窓は2ヶ所以上開けましょう。窓が1つしかない場合は、換気扇を回すなど空気の流れを作ることをお勧めします。
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