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胸鎖乳突筋

首が凝ったと感じたとき、原因になっている主な筋肉は「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」「僧帽筋」「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」の三つ。今回はその中から、胸鎖乳突筋に注目してみましょう。胸鎖乳突筋は、耳の下から鎖骨と胸骨まで繋がり、首の横を斜めに通る帯状の筋肉のこと。首を横に向けたときに、斜めに浮き出るスジのような筋肉なので分かりやすいはずです。ここは、首をねじったり曲げたりするときによく使う筋肉。更に、うつむいた状態で首を固定する際にも使われます。つまり、パソコンやスマホを見る時間が長い人や猫背の人は、特にこの筋肉に負荷がかかりがち。こうした自覚がある方で、最近よく首がこっていると感じる方は、おそらく胸鎖乳突筋が張っている可能性が高いでしょう。更に、この筋肉がこってしまうと、頭痛を引き起こしやすいのも要注意です。筋肉が耳の下に繋がっているため、コリがこめかみや耳の後ろの後頭部に痛みを引き起こしやすいのです。ですから、コリをためる前に、普段から意識して胸鎖乳突筋をほぐすようにしてください。
まず右手で左肩を押さえ、左の鎖骨と肩が動かない様に固定します。そのまま首を後ろに倒し顎を上げ、後ろに倒したまま首を右に傾けます。この時、あご先は左上に向くイメージ。左側の胸鎖乳突筋が伸びているのを感じたら、そのままの姿勢で30秒程度じっくり伸ばしてください。これと同じことを逆側にも行い、両側の筋肉を伸ばしましょう。ストレッチの他には、胸鎖乳突筋をつまんで直接ほぐすのも効果的です。筋を軽くつまんで3秒圧をかけて離す・・・を繰り返してみてください。こまめにやる事で、首コリがだいぶ軽減するはずです。
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